ツルムラサキ
ツルムラサキとは?
○東南アジア原産のつる性の多年草で、2千年も前から食べられている野菜ですが、日本では江戸時代から食されました。
○ホウレン草の約3倍のカルシウムを含んでおり、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)予防、精神の安定に効果的です。
○また、青菜の中では、鉄・亜鉛などミネラルが多いのも特徴で、貧血や肝臓病・便秘にも効果的です。
ツルムラサキの調理方法
ツルムラサキの卵スープ
1,ツルムラサキ(1袋)をきれいに洗い、お鍋に500ccの水を入れて沸騰させ、食べやすい大きさに切ったツルムラサキを入れます。
2,ツルムラサキがしんなりしたら、創味シャンタンを入れ、ごま油を入れます。
3,沸騰しているスープにしっかり溶いた溶き卵(1個)を流し入れます。入れたら手早くかき混ぜて器に盛ってできあがりです。
ツルムラサキのお浸し
1,ツルムラサキ(200~300g)の葉を軽く湯がきます。ボールに湯がいたツルムラサキを入れます。
2,めんつゆをヒタヒタに入れます。タッパに入れたツルムラサキは冷蔵庫に冷やして、できあがりです。
ツルムラサキと卵の炒めもの
1,ツルムラサキは、食べやすい大きさに切り、卵(2個)は溶いてマヨネーズ(大さじ2)と鶏ガラスープの素(小さじ1/2)の素を加えて混ぜておきます。
2,フライパンにごま油(大さじ1)を温め、ツルムラサキを中火で炒めて、塩コショウ(少々)を加えます。
3,ツルムラサキがしんなりしたら、卵を加えてサッと炒め合わせればできあがりです。
【簡単】ツルムラサキのバター醤油パスタ
1,沸騰したお湯の中に塩辛いと感じるほどの塩を入れてパスタ(80~100g)を硬めに茹で始めます。
2,フライパンにバター(10g)ときのこ(片手で掴める程度)を入れて炒めます。火が通ってきたら、ツルムラサキを加えて炒めます。
3,茹で上がったパスタと茹で汁(大さじ2)をフライパンに入れて混ぜ合わせます。
4,お皿に盛りつけて、仕上げにブラックペッパーをトッピングしたらできあがりです。
栢の実
栢とは?
○栢は、南は屋久島から東北地方まで広く分布する針葉樹です。
○材木は淡黄色で光沢があり緻密で虫除けの芳香を放ちます。もっとも知られている用途は碁盤、将棋盤です。
○種子は食用となり、アーモンドのような味がします。
栢の実の調理方法
あく抜きの方法
1,そのままではヤニ臭くアクが強いので数日間アク抜きしたのちフライパン等で煎って食べます。
2,クルミのように土に埋め、果肉を腐らせて取り除いてから蒸して食べる方法もあります。
3,また、灰を入れた湯でゆでるなどしてアク抜き後乾燥させ、殻つきのまま煎るかローストしたのち殻と薄皮を取り除いて食べるか、アク抜きして殻を取り除いた実を電子レンジで数分間加熱し、薄皮をこそいで実を食べる方法もあります。
基本的な食べ方
1,あく抜きした実は、そのままフライパン等で煎って食べます。アーモンドのような味がします。
2,また、実に砂糖を絡めて食べてもおいしいですよ。
芋茎
芋茎とは?
○ずいきは主にヤツガシラなどの赤い茎である赤ずいき、ヤツガシラなどを軟白栽培した白ずいき(白ダツ)、ハスイモの茎である青ずいきの3種類に分けられます。
○流通量は赤ずいきの比率が最も多く、単に「ずいき」と呼んだ場合、赤ずいきを指します。
芋茎の調理方法
下処理の方法
1,ずいきを良く洗い、鍋やボウルの大きさに合わせて切ります。鍋またはボウルに酢水(水1ℓに対して酢小さじ1)を作っておきます。
2,皮を剥きます。この時、手が黒くなるのが嫌な場合はゴム手袋などをしましょう♪ 。
3,剥き終わった順に酢水に入れておきます。一時間ほど酢水に浸しておきます。
4,ずいきを4cmぐらいの食べやすい長さに切り、鍋にたっぷりの湯を沸かし酢を少し加えて2~3分茹でます。(茹で過ぎ注意★)
5,茹で上がったら冷水に取り絞ってできあがりです。(冷蔵庫で日持ちは2,3日です)
6,酢水に入れるとキレイな紅色に戻ります。酢水に漬けての保存は冷蔵庫で1週間ぐらいです。
基本的な食べ方
1,煮物…ゆでてしぼった芋茎を鍋にもどし、ひたひたになる程度の水と、白だし(大さじ2)を入れて煮ます。仕上げにゴマをふってできあがりです。
2,酢の物…酢:砂糖を3:1位で甘酢を作り、下処理したズイキを漬けてしばらくしたらできあがりです。塩少々はお好みで。
里芋
里芋とは?
○里芋は、東南アジアが原産のタロイモ類の仲間でサトイモ科の植物。茎の地下部分(塊茎)と、葉柄を食用にし、葉柄は芋茎(ズイキ)と呼ばれています。
○芋は、粘り気がある、栄養豊富な野菜の一つです。
里芋の調理方法
下ごしらえ
1,皮の処理をする前に泥を落とすように里芋同士をこすり洗いします。
2,里芋の頭を切り落とします。
3,皮付きのまま鍋に入れ、かぶるくらいの水を入れて沸騰したら15分ほど茹でます。
4,水に入れて冷まし、手で皮をむきます。(素手で行うとかゆみを感じますので、ゴム手袋を使用してください★)
5,小芋であれば、芋の端を切って指で押さえれば、ツルンと剥けます。
レシピ
煮っころがし
1,片手鍋に下ごしらえした里芋(10~12個)を入れ、砂糖(大さじ2)、醤油(大さじ1)、酒(大さじ1)を入れて強火にかけ、全体に絡ませます。
2,中火にし、だし汁(300ml)を入れ10分前後煮込みます。(水分が飛んでくると泡がブワッと出るので吹きこぼれないように注意)
3,強火で炒めるように水分を飛ばします。(里芋の粘りと調味料が混ざってネトネトしてきます)
4,茶色くなってみたらし団子の香りがしてきたら完成です。
竜田揚げ
1,下ごしらえした里芋(8個)をポリ袋にめんつゆ(大さじ4)と生姜(少々)を入れて10分ほど漬けます。
2,里芋を取り出し、片栗粉(大さじ4)を別の袋に入れて振ります。
3,170℃3~5分間油で揚げます。
豚肉とケールのオイスター炒め
1,一口大に切った豚肉(100g)に塩・胡椒(適量)を軽くふり、薄く片栗粉をまぶします。
2,ケール(100g)は、茎と葉に分け、一口大に切ります。
3,フライパンをよく熱し、ごま油(小さじ2)を入れたら、豚肉とみじん切りしたニンニクとケールの茎を入れて炒めます。
4,豚肉に火が通ったら、ケールの葉を入れて軽く炒めたら、混ぜ合わせたオイスターソース・醤油・酒(各小さじ2)を入れ、全体的に炒め合わせればできあがりです。
ケール
ケールとは?
○西ヨーロッパの海岸地方原産で、アブラナ科の野菜で、キャベツの原種です。(別名、羽衣甘藍とも言います。)
○βカロチン・カルシウム・食物繊維などの身体に必要な栄養素を多く含んでいます。
○ビタミンE・Cを多く含み活性酸素を抑えて、体内の老化(酸化)を防ぐ働きがあります。
○これまでのケールと違い品種改良で苦みを抑えています。
ケールの調理方法
ケールのツナサラダ
1,ケール(葉っぱ3枚)を5㎜くらいの細切りにします。これを耐熱皿に乗せ、レンジで1分半温めます。
2,これをツナ(1缶)、鶏ガラスープの素(小さじ1)、ごま油(大さじ1)を加え、かき混ぜて塩胡椒で味を整えます。
3,お好みの柔らかさになるまで、追加でレンジで温めてできあがりです。
ケール(茎)の浅漬け
1,ケール(葉っぱ3枚)を5㎜くらいの細切りにします。これを耐熱皿に乗せ、レンジで1分半温めます。
2,中火にし、だし汁(300ml)を入れ10分前後煮込みます。(水分が飛んでくると泡がブワッと出るので吹きこぼれないように注意)
ケールチップス
1,ケール(1束)を水洗いし、キッチンペーパーで良く拭きます(水分が残っているとベチョッとしてしまう)。
2,オーブン板にクッキングシートを敷き、ケールをちぎって並べます(縮むのであまり小さくしないようにします)。茎は、使いません。
3,オリーブ油(スプレータイプ)をケールの表と面に付けて揉みます。
4,塩を数つまみ振りかけて、150度に熱したオーブンで12~14分焼いてできがりです。
豚肉とケールのオイスター炒め
1,一口大に切った豚肉(100g)に塩・胡椒(適量)を軽くふり、薄く片栗粉をまぶします。
2,ケール(100g)は、茎と葉に分け、一口大に切ります。
3,フライパンをよく熱し、ごま油(小さじ2)を入れたら、豚肉とみじん切りしたニンニクとケールの茎を入れて炒めます。
4,豚肉に火が通ったら、ケールの葉を入れて軽く炒めたら、混ぜ合わせたオイスターソース・醤油・酒(各小さじ2)を入れ、全体的に炒め合わせればできあがりです。
菊芋
菊芋とは?
○北アメリカ北部から北東部を原産地とし、菊に似た花をつけ、芋ができるために菊芋と名付けられました。
○主成分は多糖類イヌリンで、これは消化によってオリゴ糖の一種キクイモオリゴ糖となるため、健康食品として顆粒やお茶として加工され市販されています。
○ゴボウに似た良い香りとねっとりとした食感で、ほんのり甘い味がします。
菊芋の調理方法
菊芋の醤油漬け(浅漬け)
1,キクイモ(適宜)をきれいに洗います。※皮は剥きません。
2,厚さ2~3mmに切ります。
3,密閉容器(密閉袋)にキクイモを入れ、そばつゆ(適宜)をひたる位入れます。
4,2~3日置いてできあがりです。
菊芋のきんぴら
1,材料、菊芋(2個)・ごぼう(1本)・人参(3㎝)は全て細切りにします。
2,熱したフライパンにごま油(大さじ1)を引いてごぼう・人参を入れて、砂糖(小さじ0.5)を入れて炒めていきます。
3,油が回ったタイミングで菊芋を入れます。残りの砂糖(小さじ1.5)・みりん(大さじ3)・酒(大さじ2.5)・醤油(大さじ2.5)の順で入れてさっと炒めます。
4,ごぼうと人参にがしんなりして、水分が大体飛んだらたら完成。仕上げに一味(適量)とすりごま(適量)をかけます。
菊芋サラダ
1,収穫してきた菊芋を洗い、皮をむき、スライスして、水さらします。
2,キャベツの千切りの上に、水切りした菊芋をのせます。
3,ゴマドレッシング(お好み)をかけてできあがりです。
菊芋肉みそ
1,菊芋(100~150g)をサイコロ状にカットします。
2,市販の肉みそ(120g)と菊芋を混ぜます。
黒にんにく
健康食品 焙煎黒にんにくとは?
○栄養価の高い福地ホワイト六片を焙煎処理して食べやすくしました。
○風邪などに効果があると言われています。
ビタミン菜
ビタミン菜とは?
○ビタミンAが豊富に含まれていて、おひたしや炒め物などさまざまな用途で使われている野菜です。
○ビタミン菜の葉は肉厚で、とてもやわらかく、食べやすいので人気があります。
ビタミン菜の調理方法
ビタミン菜としめじの炒め物
1,ビタミン菜(約1/2把(100g))は洗って5cmくらいに切ります。豚肉(100g)は食べやすい大きさに切って、片栗粉(適量)をまぶしておきます。しめじ(1/2パック)はいしづきを軽くそいで、割いておきます。
しょうゆ(小さじ1)・みりん(小さじ1)・水(大さじ1)はあらかじめ混ぜ合わせておきます。 ※皮は剥きません。
2,フライパンにサラダ油(大さじ1)とみじん切りにしたにんにく(1片)を入れ、香りが出てきたら、豚肉→しめじ→ビタミン菜の茎のほう→ビタミン菜の葉のほうの順に入れて炒め合わせます。
3,茎に火が通ったら、1で合わせておいた調味料を入れ、塩こしょう(適量)で味を調整してできあがりです。
副菜:ビタミン菜としめじの中華風煮浸し
1,ビタミン菜(1株(約180g))はよく洗い4センチほどに切ります。
しめじ(1/2株)は石づきを切り落とし、ばらしておきます。
2,鍋にごま油(適宜)を熱し、ビタミン菜の軸を炒めます。
油がまわったら、しめじと葉を加えて炒め、水(150cc)と鶏ガラスープ素(小さじ1強)を入れ軽く煮込ます。
3,味をみて、しょうゆ(少々)で香りづけをします。
水溶き片栗粉(小さじ1弱)を加えて、沸騰させてとろみをつけてできあがりです。
ビタミン摂ろう!ビタミン菜のごま和え
1,ビタミン菜(1束)を水洗いしたら、たっぷりのお湯(塩を少量加える)で茹でます。
2,茹ですぎないようザルに上げて、流水で粗熱をとります。
3,水気を絞って根元をおとし、3~4㎝に切ります。
4,すり鉢でゴマ(大さじ1)をすり、めんつゆ(大さじ2)、砂糖(小さじ1)を合わせてすり合わせ、ビタミン菜を加えて混ぜて出来上がりです♪
ほうれん草
知って得する豆知識
ほうれん草の根本の部分
○ほうれん草の根元には、抗酸化作用のあるポリフェノールや骨の形成に必要なマンガンなどのミネラルが多く含まれています。
○しかも、甘み成分が蓄えられているので、甘くておいしいですよ。